12月1日に高知県下の道の駅などにある直販店の交流商談会、というものに参加してまいりました。
前回は店長のみの参加だったんですが、今回は私も同席しました。
前職である市役所のふるさと納税でも同様の交流会がありましたが、ふるさと納税の時と違って和やかな会でした。
で、どんな会だったかというと、それぞれの直販店で他所の直販所で取り扱う商品を取り扱いませんか?という商談会です。
えっ?地産の物を取り扱うのが直販店と違いますのん?
そう思う人もいらっしゃるかもしれませんが、直販店には色んな側面がございます。
1.高知県内の観光客様
2.高知県外の観光客様
3.市内のお客様
4.地元のお客様
簡単に分けるとこの四つのカテゴリーに分かれます。
高知県内の観光客様にとっては、地産の物を求められる傾向があります。
高知県外の観光客様は地産の物はもとより、高知県の代表的な品物を求められる傾向があります。
香美市は海に面していない市ですが、県外の観光客様は中にはそんなもん知ったこっちゃないので、「カツオのたたき」や「海産物」を求めるお客様もいらっしゃいます。一度あったのが、須崎で有名な「鍋焼きラーメン」を求められたこともありました。
市内のお客様は基本的に地産の物、特に旬の珍しい食材を目指してくるお客様などもいらっしゃいます。
そして最後の地元のお客様。
当店では恐らく一番来客が多いと思います。
それもその筈で、一番近いスーパーマーケットに行こうと思うと、車かバスで20分くらいかかります。
若い人なら問題ないと思います。
しかし、どの地域でも同じような現象があると思うのですが、地域の高齢化と人口減少に伴い、スーパーマーケットの減少も相まって日常の食材をお買い求めになれる施設が減ってきています。
香美市の香北地域も例外なく高齢化の波はやってきています。
そういうわけで、地元の人々の台所でもある韮生の里は地産の産物だけでは賄えない物、「肉」「魚介類」などが必要になってきます。
「魚介類」に関しては、一軒出してくださっている人はいらっしゃるのですが、その人のラインナップには少ない干物などを欲していました。
「肉」に関しては、前回の交流商談会で取引先が見つかり、牛、豚、鶏は店頭に並ぶようになりました。
ありがたいことです。
で、今回の交流商談会は私の中で、絶対に干物は欲しいねん。
という静かなる野望がありました。
会の趣旨や説明の後、交流商談会がスタートしました。
私は「東洋町の人と話をしたいけど、どこにおるんやろ?」
そう店長と話してキョロキョロしていると、すぐ後ろの席に。
店長と顔を見合わせ笑ってしまいました。
早速、後ろに振り返り「ひ、干物が欲しいんですけど」
そう二人で渇望しました。
担当の人はサンプルに干物を持ってきてくれており、それを見ながら
静かに熱くに商談は成立しました。
海の駅東洋町のインスタグラム
ああっ、これで地元のおじいちゃん、おばあちゃんにも干物を届けることができる。
中山間地域にいてもお魚食べたいですもんね。
という理由もあり、地産だけではなく他所の食材も地元の人々に提供する。
そんな側面も今や直販店には求められるのです。
2025年にはやなせたかし先生を元にした連続テレビ小説が始まります。
今度はそれに向けて観光客の皆様に、良い思い出となるお土産物の開発や確保に向けて、2024年早々に動き出せたらと考えております。
他の直販店の人々とも交流させて頂きました。
今回は取引には至らなかったですが、なにかの機会には是非宜しくお願いします。
ということで、今回のブログは閉じさせて頂きたいと思います。
ありがとうございました。
スタッフ 大阪出身の人
ほな!
【直販所交流商談会】#37
投稿者:
タグ:
コメントを残す