【南海トラフ地震】#42

能登の地震、台湾の地震、最近また大きな地震が多発しています。
恐ろしいです。
昔は怖いものとして、「地震、雷、火事、親父」という言葉がありましたが、地震になると、セットで火災も起こることが多い。
四つの怖いの二つがセットで迫りくる。
地震が来ると、津波や液状化現象などの災害も起こる。
とても恐ろしい事です。
因みに、親父はもう怖くないです。

さて、20年以内に起こるであろうとされる、南海トラフ地震について少し調べてみました。
高知県全体となると範囲が広くなってしまいますので、今回は香美市に特化して、高知県や香美市などの自治体のホームページを参考に見てみました。



香美市は海に面していません。
ですので、津波の心配はないとされています。
海に面していないので、液状化現象も起こらないと想定されています。
では香美市では何が起こりえて、何が心配なのか?
香美市は80パーセント以上が山です。
ということは、地震による地盤の崩落が危険視されます。
県の防災調べによる被害想定データを参考に、高知市と近隣の香南市、南国市を比較して見てみようと思います。
想定される最悪の状況としてマグニチュード9.0を想定している。

全壊、焼失 高知市55,000戸、香南市9,200戸、南国市11,000戸、香美市5,700戸
半壊    高知市52,000戸、香南市6,100戸、南国市9,000戸、香美市6,100戸
死者数   高知市12,000人、香南市2,300人、南国市3,200人、香美市330人
(恐らく地震による関係死者数は含まれていない)
負傷者数  高知市13,000人、香南市2,000人、南国市3,400人、香美市2,000人

リンク→高知県地域防災計画←こちらのデータから抜粋させてもらいました。


マグニチュード7.6、一番揺れた地域の震度は5強である
能登半島地震の四月現在の被害状況で、新潟県、富山県、石川県、福井県、長野県、岐阜県、愛知県、大阪府、兵庫県の合計の、被害のデータがありました。
全壊8,560戸
半壊19,368戸
死者数245人
行方不明者数3人
負傷者数1,302人

マグニチュード9.0一番揺れた地域の震度は7である
東日本大震災の被害状況は
全壊103,981戸
半壊96,621戸
死者数15,467人
行方不明者数7,482人
負傷者数124,594人

東日本大震災の被害状況から見ると、高知県、香美市の数字もあながち間違いではないと思われる。

香美市は先述べたように、海には面していないので津波や液状化現象の心配だけはない。
土砂崩れや揺れによって全壊、半壊及び二次災害的な火災など事前にどのような対策が必要なのか。
家の耐震補強。
これは持ち家であれば自身の判断で、市の防災と相談しながら進めることができる。
しかし、借家や賃貸マンションなどの住人はどうなるのか。
借家の場合は貸主と借主の関係性によっても耐震にするというのは左右される。
調べてみましたが、能登半島地震の影響で補助金が改定されていました。
耐震改修設計 補助率3分の2で補助上限金額が205,000円だったものが、補助率10分の10で補助上限金額が356,000円になっていました。
改修工事費用も補助上限金額が1,500,00円から1,650,000円に。

香美市住宅耐震改修費等補助金



非常用の持ち出し物の確保と補完。
懐中電灯、簡易の食器、簡易トイレ、水のタンク、エマージェンシーシート、ヘルメット、ソーラー式の充電器、出来ればシュラフやテントなんかもあると便利だと思います。
一式をリュックサックなどに入れて寝室に置いておく。
靴もそばにあると、ガラス片で足を怪我しないで済みます。
水と食料。

家の家具の固定もやっておくだけで損害は大幅に削減できる。

避難経路。
これはどの自治体もハザードマップを用意してくれていると思います。
一度歩いてみるのも良いかもしれませんね。

どこに避難すれば良いのか、一番近くの避難所はどこなのか、知っておく事もお勧めします。

偉そうに書いていますが、筆者は何の準備もできていません。
キャンプが好きでキャンプグッズは大いに役に立つと思うのですが、今は別の場所にあり手元には心もとない装備しかございません。
なぜかシュラフだけは4つ手元にあります。

地震はなってからでは間に合いません。
日頃から心がけておく必要があります。



スタッフ 大阪出身の人




ほな!




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