高知県が去年行った県への観光客の入込について、興味深い調査が行われていたのを発見した。
抜粋して書いてみようと思う。
全部目を通していたら大変なので、参考になったらなと思います。
観光客対象に四季別に4回、アンケートを10ヶ所100名に行っています。
対象場所:室戸岬、モネの庭、龍河洞、アンパンマンミュージアム、高知城、桂浜、土佐和紙工芸村、黒潮本陣、四万十川(佐太沈下橋等)、足摺岬
2023年は「らんまん」効果で前年比127.4%増となっています。
交通は自動車による入込が9割を占めています。
一番多かった観光スポットは牧野植物園で236.7%増の442,156人だそうです。1日に1,200人以上が来園したことになる。
これは凄い。
私が数年前平日に1人で行った時は、スッカスカだったのに朝ドラ効果って凄いですね。
利用者数上位施設
1位 牧野植物園 442,156人
2位 高知城懐徳館 274,652人
3位 高知県立のいち動物公園 209,794人
4位 桂浜水族館 170,124人
5位 旧浜口家住宅 162,965人
今年は「あんぱん」に向けて「どっぷり高知旅キャンペーン」っていうのを、前倒しで始めていますね。
【高知県は攻めてるねin東京】でもその一部を紹介させてもらいましたね。
入込の世代別で見ると20代が減少傾向にあるが、その他の世代は増加傾向にある。
男女別だと男性の方が多い。
40代以上が圧倒的に男性が多く女性の2倍ほどである。
これは何故なのだろうか。。。
意外と「らんまん」ではなく「坂本龍馬」がいまだに根強いのか。
近隣の県や近畿圏の観光客に加え、最近は関東圏や九州からの観光客も増加しているそうです。
立寄観光地なる文言があるのだが、これは何を意味しているのだろう。
要はどこの観光地に行ったのかの調査だと解釈します。
が、これ本当にあってんのかなぁって思いました。
高知市が1位なのは分かりました。2位が南国市、香美市なのです。
最初の方に挙げた人気の観光スポットで行けば、2位は香南市のような気がします。
3位は東洋町、室戸市、4位は土佐清水市、大月町、5位黒潮町、四万十市となり5位までの合計で72%を占めるそうです。
香南市入らんのか?
資料を読んでいくと目的地なる文字を発見。
ということは、目的地がまずあってそれ以外に訪れた場所ってことになれば、なんとなく腑に落ちる気がしました。
恐らくそういうことなのでしょう。
香美市には龍河洞とアンパンマンミュージアムがあるから、観光スポットがないわけではない。
南国市はなにがある?
飛行場、海洋堂スペースファクトリーなんこく、高知県立歴史民俗資料館かな。
アンケート結果も全員分ではないがあったので、香美市関連の結果を抜粋してみました。
〇が良い傾向の回答
△がよろしくない傾向の回答
◇がその他の回答
〇アンパンマンミュージアムが本当に良かったです。エリアとして近くに道の駅があり、地元野菜が購入できたりと、とても楽しい休日が過ごせました。
〇やなせたかし記念館は大人も楽しめて、びっくり新発見でした。子育て支援のチラシをよく見かけました。子育てに優しい街なんですね。
△やなせたかし記念館にペンやキーホルダーをもっと置いてほしい。アートワークに感動して満足。でも遠いですね。
△龍河洞で尾長鶏が見れなくなったのが残念です。
◇龍河洞はとても素晴らしいの名所なのに、付近のお土産物屋さん、飲食店がとても残念でした。きちんと整備すればもっと素晴らしい観光名所になると思います。
△アンパンマンミュージアム付近に道の駅やコンビニがあるので昼食は困らないが、ベビーカーの子ども連れが外で食べるのは難しいので、県産品を使ったメニューなどがあるレストランをつくってほしい。
などがありました。
参考にしつつ、今後も韮生の里で取り組んでいけそうなところは、改善していきたいと思います。
もしアンケート調査が気になる人は以下のリンクでご確認ください。
高知県入込・動態調査について
スタッフ 大阪出身の人
ほな!
【高知県の観光客入込】#56
投稿者:
タグ:
コメントを残す