四国四県の観光を調べてみました。
観光客が観光地には四国ならどこを選ぶのか。
1. 「王道の観光と癒やし」なら【愛媛・松山】
四国で最も集客力が安定しているのが愛媛です。
- 道後温泉: 日本最古の温泉というブランド力に加え、近年はアートプロジェクト(蜷川実花さんとのコラボなど)が活発で、若い世代や女性グループに絶大な人気です。
- しまなみ海道: 「サイクリストの聖地」として世界的に有名。絶景ドライブやサイクリングを楽しみたい層はここを選びます。
2. 「食と活気、歴史」なら【高知】
「とにかく美味しいものを食べたい!」という目的が明確な人は高知を選びます。
- ひろめ市場: 観光客が選ぶ人気スポットランキングで常に上位です。「昼からお酒」という独特の文化を体験したい層が集まります。
- 坂本龍馬と桂浜: 歴史ファンにとっては外せない聖地。最近は桂浜周辺のリニューアルも進み、さらに家族連れでも楽しみやすくなっています。
3. 「SNS映えとコンパクトな旅」なら【香川】
「うどん県」としての認知度はもちろん、最近は「写真映え」で圧倒的な支持を得ています。
- 父母ヶ浜(ちちぶがはま): 「日本のウユニ塩湖」として、夕景の写真を撮りたい若年層が四国外から殺到します。
- 金刀比羅宮(こんぴらさん): 定番の参拝スポット。
- 直島などの離島: アート好きな外国人観光客や都市部からの旅行者は、岡山経由で香川の島々を巡ります。
4. 「圧倒的な大自然と秘境」なら【徳島】
日常を忘れるような、ダイナミックな風景を求める層に選ばれます。
- 大塚国際美術館: 美術館目的で徳島を訪れる人が非常に多い、四国屈指の人気スポットです。
- 祖谷(いや)のかずら橋・大歩危小歩危: 日本三大秘境の一つ。ラフティングなどのアクティビティを好む層や、外国人観光客に人気です。
- 鳴門の渦潮: 迫力ある自然現象を見たい層の定番です。
どの県が人気なのか。
| 項目 | 香川県 | 愛媛県 | 高知県 | 徳島県 |
| 延べ宿泊者数 | 1位 (約485万人) | 2位 (約434万人) | 3位 (約275万人) | 4位 (約240万人) |
| 総合満足度 | 1位 (全国1位) | 安定した人気 | 「食」で全国1位 | 根強いファン |
| 主な客層 | 家族連れ・若者・一人旅 | シニア・女性グループ | お酒好き・歴史ファン | アート・自然好き |
1. 香川県:今、最も勢いがある「満足度No.1」
最近の調査(じゃらん観光国内宿泊旅行調査2025)で、香川県はなんと全国総合満足度1位に輝きました。
- 人気の理由: 「うどん」という圧倒的なキラーコンテンツに加え、旅行費用が安く抑えられること、金刀比羅宮や父母ヶ浜など「手軽に楽しめるスポット」が凝縮されていることが評価されています。
- 宿泊者数: 四国内で最多。岡山からのアクセスが良く、関西圏からも気軽に行けるのが強みです。
2. 愛媛県:安定した「観光王国」
宿泊者数では香川と僅差の2位ですが、観光資源の豊富さでは四国随一です。
- 人気の理由: 道後温泉という絶対的なブランドに加え、しまなみ海道のサイクリング、松山城など、幅広い層が満足できる施設が揃っています。
3. 高知県:特定の分野で「熱狂的人気」
宿泊者数では3位ですが、「地元ならではの美味しい食べ物があった」ランキングでは全国1位を獲得するなど、特定の項目で非常に高い評価を得ています。
- 人気の理由: 「ひろめ市場」や「カツオのタタキ」を目的に来るリピーターが多く、2026年1月の調査では宿泊者数の伸び率が前年比+25%と、四国で最も勢いよく観光客が増えています。
4. 徳島県:知る人ぞ知る「こだわり派」に人気
- 人気の理由: 大塚国際美術館や、鳴門の渦潮、祖谷の秘境など、一つ一つのスポットの個性が非常に強く、こだわりを持って訪れる観光客に愛されています。
ちょっとネガティブですが、観光地に選ばれない理由は何なのか。
1. 徳島県(中継地になりがち、認知度不足)
宿泊者数では四国で最も苦戦することが多い県です。
- 主な理由:
- 「何があるか知らない」: 阿波おどり期間以外、何をすればいいかイメージが湧かないという声が目立ちます。
- 中継地点化: 関西から近いため、日帰りで終わってしまい「滞在」に繋がらない。
- 鉄道の便が悪い: 「日本で唯一電車(電気で走る車両)が走っていない県」として知られ、車がない観光客には移動のハードルが非常に高いです。
2. 高知県(物理的・金銭的ハードルの高さ)
満足度は非常に高いのですが、「行くまで」と「現地での移動」に不満が集中します。
- 主な理由:
- コストが高い: 飛行機代が高く、新幹線もないため、東京や大阪からの旅費が北海道や沖縄並みにかかることがあります。
- ひろめ市場の混雑: 期待して行ったものの「座る場所がない」「相席のルールがわからず居心地が悪い」という不満があります。
- 運転の難しさ: 仁淀川や四万十川などの絶景スポットへ行く道が狭く、レンタカーで肝を冷やす観光客が多いです。
3. 香川県(「うどん以外」の薄さと混雑)
満足度1位の裏で、リピーターからは厳しい意見も出ます。
- 主な理由:
- うどん屋のハードル: 「有名店は並びすぎる」「営業時間が短くて昼過ぎには閉まっている」など、事前の下調べ不足で食べ損ねる人がいます。
- 夜が早い: 高松市中心部を除き、夜に遊べる場所や開いている飲食店が少なく、夜の観光に欠けるという不満。
4. 愛媛県(観光地の老朽化と保守的イメージ)
安定しているからこそ、「新しさ」に欠けるという指摘があります。
- 主な理由:
- 道後温泉の混雑・工事: 観光の中心である本館が長らく保存修理工事を行っていた際(現在は終了)、「写真で見た姿と違う」というガッカリ感がありました。
- 広すぎて移動に疲れる: 南予(宇和島など)や東予(今治など)へ行こうとすると意外に時間がかかり、予定を詰め込みすぎて疲弊するケースが多いです。
では、実際に行ってみて感じたことランキング。
第1位:食の「鮮度」と「豪快さ」に圧倒された(特に高知)
- 感想: 「カツオはどこでも食べられると思っていたが、高知で食べたものは別次元だった」「ひろめ市場の、昼から全員で宴会をしているような熱気に圧倒された」
- ギャップ: 事前の「美味しい」という情報以上の「活気」や「場の雰囲気」に、多くの人が驚きと興奮を感じています。
2位:移動が想像以上に「大変」で「絶景」だった(徳島・高知・愛媛)
- 感想: 「山道が険しくて死ぬかと思った(祖谷・四万十)」「でも、その先にある川の青さが信じられないほど綺麗だった」
- ギャップ: 移動の不便さに不満を感じつつも、「苦労して辿り着いた先にある手付かずの自然」が、結果的に最大の旅の思い出になるパターンが多いです。
3位:アートとレトロの融合が「おしゃれ」だった(香川・愛媛)
- 感想: 「直島の現代アートや、道後温泉の夜のライトアップが想像以上にフォトジェニックだった」
- ギャップ: 古臭い地方のイメージを持って来た若年層が、その「洗練された見せ方」に驚き、SNSで発信するという流れが定着しています。
4位:人の「距離感」が意外に近くて驚いた
- 感想: 「道を聞いたらすごく丁寧に教えてくれた」「居酒屋で隣の人にいきなり酒を注がれた(主に高知)」
- ギャップ: 都市部のドライな関係に慣れた人にとって、四国(特に高知)の「人懐っこさ」は、最初は戸惑うものの、最後には「温かい思い出」として心に残ります。
高知県は全国の観光順位が30位から21位に上がったそうですが、2028年の「ジョン万」でどこまで伸びるのやら。。。
「らんまん」2023年放送
「あんぱん」2025年放送
「ジョン万」2028年放送予定
というわけで今回はこの辺でドロンします。
スタッフ 大阪出身の人
ほな!
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