今回のこの投稿を書き始めたのは、先日の宮崎県沖地震の数日後です。
【南海トラフ地震】#42で一度南海トラフ地震については書きました。
先日宮崎県沖で地震があり、南海トラフ地震との関連についてもニュースなどで報道がありました。
香美市でも毎日、市役所の防災から地震の備えや避難経路の確認の放送が流れています。
ご存じの方も多いとは思いますが、改めて南海トラフ地震について、新たな情報と共に書いていこうと思います。
8月8日14時29分宮崎県で震度6弱マグニチュード7.1の地震があった。
南海トラフ地震の震源想定地域では、大規模地震の発生が発生する可能性が、普段より高まっていると気象庁から報告があった。
これにより一週間は特に注意するよう呼びかけがあった。
実際に避難所の開設をした自治体もある。
先日、高知県ではよさこい祭りが8月11~12日に行われた。
4組のチームが出演を見合わせたが、何とか無事に終了。
大阪出身の人も多少の備えを図っている。
先日も7年持つ2リットルの水や、レトルトのご飯、缶詰類を買い入れた。
ガス缶はある。
念のために炭も買っておくかどうか検討中。
さて、南海トラフ地震が発生するとどうなるのか。
震度7以上の揺れ、30mを超える津波。
建物の倒壊や土砂崩れ、液状化現象、火災など色々な災害が発生し、死者の数は約8万2千人と想定されている。
最悪の場合は32万人の死者が発生するという想定もあるようです。
ただこれは関連死の人数は入っていないようです。
南海トラフ地震は100~150年周期で起こっているそうです。
古い時代の地震は地層を調べる事によって、年代を確かめることができる。
なるほど、凄いなと思いました。
前回発生したのは、1946年の昭和南海地震。
この地震が発生する2年前の1944年に紀伊半島沖で地震が発生している。
高知では震度6だった地域もあり、津波も発生し甚大な被害が発声した。
死者、行方不明者は1,443名でその内、高知県は679名と半分近くになる。
最近の研究である学者が気になる事を発表した。
1944年の地震の1年前、1943年に鳥取で震度6マグニチュード7.2の大地震が起こっている。
こちらはユーラシアプレート上にある。
学者が唱えるのは、この地震によってプレートが太平洋側に押され、そのストレスで1944年の地震が起こった。
そして今年の正月に起こった能登半島地震。
こちらもユーラシアプレートだそうです。
となると。。。
南海トラフ地震が数年内に起こってもおかしくない?
ってことですか?
もし今、南海トラフ地震が発生したら、経済的被害は約214兆円にのぼり、東日本大震災の約10倍、国家予算の2倍の被害が出るそうです。
なんじゃこりゃな数字です。
このプレートの地震はプレート全体が揺れる全揺れと、和歌山県を境とした北東側と南西側に分かれた、半揺れというのがあるそうです。
もし半揺れになったとしても、近いうちにもう半分も揺れるということが、これまでにも起こっていたようです。
こうなると一番被害を受けるのは和歌山県になるそうです。
簡単に言うと地震が二度発生するからです。
津波についてです。
震源が陸に近いので、早い場合は数分で陸に達します。
高知県で津波の心配があるのは、西より宿毛市、大月町、土佐清水市、四万十市、黒潮町、中土佐町、須崎市、土佐市、高知市、南国市、香南市、芸西村、安芸市、田野町、奈半利町、室戸市、東洋町の17市町村に及ぶ。
香美市は海に面していないのと、海抜が低いところでも30m以上はあるので、津波などの心配はない。
その代わり山だらけなので、土砂崩れや落石の危険性は大いにある。
香美市の被害などについては、前回の地震についての投稿に詳しく書いておりますので、そちらでご確認ください。#42【南海トラフ地震】
高知県に住んでいる友人知人のうち数人は、東日本大威震災で不安を感じ、関東圏から引っ越ししてきたと言っている。
大阪出身の人は、阪神・淡路大震災を大阪で体験しているので、気持ちは分からいではない。
地震はいったん発生すると、、、と考えると想像がつかない。
ハザードマップなどには目を通してはいるものの、実際に起こった場合地形的な要因で危険な場所もあるが、よく見る建物の※連鎖的な火災や地割れ、液状化現象、水道管の破裂、電柱や建物の倒壊など全くどうなるのか分からない。
大阪出身の人は、土佐山田町という比較的に家の多い平野部と、韮生の里の近くの中山間部である香北町の2ヶ所に家があります。
土佐山田町だと連鎖的な火災や地割れ、電柱や建物の倒壊なんかが警戒される。
香北町だと土砂崩れ、落石、橋の倒壊、地割れなどが警戒される。
※連鎖的な火災・・・阪神・淡路大震災では長田区の市場周辺、能登半島地震では輪島の朝市通り周辺など、どんどん燃え広がっていった火災。
阪神・淡路大震災の時は、大阪だったので神戸のような被害は無かったものの、活断層が近くに通っていたせいで、お風呂場の壁に亀裂ができた。
非常に大きな縦揺れが何度もあった。
ドンドンドンという大きな音と共にだ。
神戸ではない大阪でですが、もうあんな恐ろしい体験はしたくない。
だからと言って、大好きな高知を離れる気持ちもない。
今のところ。。。
そんなこんなで、アマゾンで防災グッズ見たりしながら、買うか買わないか迷っていたりと優柔不断な日々を送っている。
なんかまだ描き足りないような気がしますが、本日はこの辺りで終わりにしておきます。
地震についてまた何か書くかもしれません。
最後に大阪出身の人が衝撃を受けて、今でも記憶に刻まれた出来事は、1995年1月17日に発生した、阪神・淡路大震災の阪神高速道路の倒壊映像。
2001年9月1日に発生した、同時多発テロのワールドトレードセンターの旅客機激突映像。
2018年9月4日に関西に上陸した台風21号の関西空港連絡橋に激突したタンカー映像。
この三つが脳裏に焼き付いて未だに恐怖を覚えます。
スタッフ 大阪出身の人
ほな!
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